「甕貯蔵芋麹製酒質」の味わいとは
淡麗ながらもしっかりとした芋の旨味を持つ「薩州 赤兎馬 甕貯蔵芋麹製焼酎使用」をご紹介いたします。
特徴その① 甕貯蔵
焼酎はなぜ貯蔵するのでしょう。
焼酎は原料となる芋や米麹からもろみをつくり醸造させ、蒸留することでアルコールが抽出され、焼酎ができあがります。
出来立ての焼酎には荒々しい香りの成分が含まれており、貯蔵することによって落ち着き丸みを与え、焼酎の味を安定させていきます。
本格焼酎の貯蔵方法とは、
焼酎を貯蔵する際、貯蔵期間によって味を安定させますが、熟成させる容器によっても風味が変わってきます。
主流なのが「タンク」「樽(たる)」「甕(かめ)」の貯蔵・熟成方法があります。
「薩州 赤兎馬 甕貯蔵芋麹製焼酎使用」は甕を用いて造っています。甕は素焼きのものを使用。甕には小さな気孔が無数にあり、焼酎がその穴から呼吸をして熟成が進み、まろやかで個性のある風味を持たせることが出来ます。
そのほか、遠赤外線効果や甕から溶け出す無機物の触媒効果によって熟成が促進される効果が期待できると言われています。
特徴その② 芋の風味を引き出す芋麹
一般的な焼酎づくりは、蒸したお米に麹菌を繁殖させた米麹を使用し仕込んでいきますが、芋麹とは、芋に麹菌を繁殖させたものになります。
麹からもろみまで、芋で仕込むことにより、芋の甘い香りと深みのある味わいに仕上がります。
芋麹ならではの芋の風味を引き出しつつもすっきりとした香りと深みのある味わいに仕上がった「薩州 赤兎馬 甕貯蔵芋麹製焼酎使用」。
出汁のしみたおでんと、赤兎馬のお湯割りで身も心もポカポカに温めませんか。