金木犀を想起させるフルーティーな赤兎馬 玉茜
季節限定で年に一度のみ販売し、赤兎馬シリーズの中で一段とフローラルな印象をもつ「薩州赤兎馬 玉茜」の原料には、厳選された良質なさつまいも「黄金千貫」と「タマアカネ」を使用しています。
「タマアカネ」とは?
タマアカネは、形が丸く、別名「オレンジ芋」と呼ばれるほど、断面は色鮮やかなオレンジ色をしています。
アメリカ合衆国から導入した高カロテン品種「Resist」を母、多収でいもの外観が優れる加工用系統「九系179」を父とする交配後代から選抜した、醸造・加工用の新品種です。
これまでの育成品種のなかで最も多くのβ-カロテンを含んでいます。
香りは、金木犀(キンモクセイ)を想起させる甘い香りが特徴で、穏やかな甘さは豊かな余韻を残す個性的な味わいです。
フルーティーな香りなのに、糖質ゼロ
赤兎馬玉茜は、フルーティーな香りがありながらも糖質ゼロ。
それは本格焼酎造りに欠かせない「蒸留」の工程にひみつがあります。
製麹作業や仕込み作業を行った後、出来上がった醪(もろみ)を蒸留器で蒸留します。蒸留器から吹き出た蒸気を冷却するとアルコールが抽出され、この際に醪(もろみ)に含まれる糖質が「気化しない」ため、出来上がった本格焼酎は、「糖質ゼロ」となります。
その他にも、ウォッカやウィスキー等の世界の蒸留酒と比較してアルコール度数が低いことや、実際の愛飲者の「酔い覚めがいい」「二日酔いしない」などの体験談を通じて本格焼酎の健康性が評価されてきました。
華やかでクリアな味わいの「薩州 赤兎馬」に、フローラルな「タマアカネ製焼酎」をブレンドすることで誕生した逸品。金木犀(キンモクセイ)を想起させる甘い香りと、旨味が絶妙に調和した飲み応えのある味わいをお愉しみください。
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